WORKS&TOPICS
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2022.04.14
DAILY
DENKEN WEEK IZUMI 2022に行ってきました!
みなさん、こんにちは!
BIMを主力に、オフィスや障がい者施設、介護施設、保育園、店舗など様々な用途の施設設計を、
鹿児島、福岡、東京など全国のエリアで活動している設計事務所、ixreaです!
先週末、鹿児島県の出水市で開催されたDENKEN WEEK IZUMI 2022に行ってきましたー!
ちなみに、出水市では保育園の設計をさせていただきましたが、完成報告はまた後日(^^;)
DENKEN??
DENKENとは、、伝建のローマ字表記です(^^;)
伝建とは、伝統的建造物群保存地区の略です。
城下町、宿場町、門前町など全国各地に残る歴史的な集落、町並みの保存を図るために、
昭和50年の文化財保護法の改正によって発足した制度で、
日本において価値が高いと判断したものは重要伝統的建造物群保存地区に選定されます。
令和3年8月2日現在、重要伝統的建造物群保存地区は104市町村で126地区が指定されています!
鹿児島県内だと、出水市出水麓、薩摩川内市入来麓、南さつま市加世田麓、南九州市知覧の4地区が指定さいれています。
今回開催されたDENKEN WEEKというイベントは、
地域の中にいると気づかないような、地域そのものがもともと持っている魅力的な食文化や建物、
町並みなどを地域内外の方に改めて気づいてもらうために開催!
今回は第二回のようで、姉妹都市である台湾の埔里鎮(プーリー)との共同開催でした。
イベントの詳細はこちら
DENKEN WEEK IZUMI 2021
鹿児島 出水麓
出水市は鹿児島県北西部、熊本との県境にあります。
新幹線の駅があるので、鹿児島中央から約25分、熊本から約30分!
(当日は車で行ったので、2時間弱かかりましたが・・・)
柑橘類や鳥などの農畜産業が盛んですが、やはり出水といえばツル!
日本最大のツルの渡来地です。(怖いくらいツルだらけになります(-_-;))
出水駅の南側に出水麓武家屋敷群があります。
ここが、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
鹿児島の中でも比較的新しい武家町で、最大規模を誇る出水麓は、
今でも約150戸の武家屋敷が現存しているようです!
ちなみに麓地区とは。
城や砦があった山麓の麓に作られたミニ城下町です。
薩摩藩は武士階級の比率が高かったため、鹿児島城(鶴丸城)を中心に藩内各地に武士が居住する拠点を作りました。(外城制度)
麓は、防御に適した場所に作られ、門と玄関の間に生け垣を配置するなど、城のように的に備えた構造を持っていました。
出水や武家屋敷、麓集落の話をし始めるときりが無いのでこの辺で・・・・
イベントでは、武家屋敷の内外に鹿児島ゆかりの作家によるアートが展示してあったり、
写真家・濱田英明氏による出水の人や風景の作品が展示してあったり、
出水中央高校吹奏楽部の演奏があったり、牛がいたりと。
天気もよく、町を散策しながら楽しむことができる楽しいイベントでした(^^)/
町歩きもそうですが、
このイベントに関わっている人や、いろんな作家さんと話ができて、
かなりいいインプットになりました!
設計をする上でも、こういうインプットは大事ですね〜
建築以外の人からの話は、気づきや新しいアイディアを与えてくれます。
ということで、このイベントに参加した成果は、
今後の設計に乞うご期待!