WORKS&TOPICS
WORKS&TOPICS
2022.12.12
BIM
建築BIM加速化事業、始まる!
こんにちは!
BIMを主力に、オフィスや障がい者施設、介護施設、保育園、店舗など様々な用途の施設設計を、
鹿児島、福岡、東京など全国のエリアで活動している設計事務所、ixreaです!
先頃、国交省から「建築BIM加速化事業」の概要が発表されましたー
公募は年明け1月から始まるようで、年内に2回の説明会が開催される予定です。
BIM加速化とは??
国費80億を投じる一大事業!
令和4年度の第二次補正予算が12月2日に可決しました。
その補正予算の中に組み込まれていたのが、この「建築BIM加速化事業」です。
予算規模としては80億!
なかなかの規模ではないでしょうか〜
これは「建築BIMを活用する事業者の拡大により、建築BIMの社会実装を加速化する」事業なので、
実施プロジェクトの中でBIMモデルを活用するため、
BIMモデル作成に係る費用の内、下記を補助するという内容です。
・BIMライセンス等費用
・BIMコーディネーター等費用
・BIMモデラー費用
ポイントは3つ。
①令和5年度末までの基本設計・実施設計・施工のBIMモデル作成が対象
②設計BIMモデルや施工BIMモデルの作成等に要する費用について幅広く補助
③協力事業者(下請け事業者等)だけでなく、代表となる元請け事業者等も補助の対象
となっています。
BIM導入、BIM活用になかなか踏み出せない企業にとっては、
かなりの追い風になりそうな補助事業ですね〜
○○のような詳細な報告書は不要です!
対象プロジェクトの建物要件は、
3階建て以上、敷地面積が概ね1,000㎡以上 等
となっており、かなり対象範囲は広く設定してあるようです。
そして、※印で記載してあるのが、
「BIMを活用した建築生産・維持管理プロセス円滑化モデル事業のような詳細な報告書は不要です」
という内容です。。
そうなんです・・・
我々ixreaが令和3年度、令和4年度に実施している、
「BIMを活用した建築生産・維持管理プロセス円滑化モデル事業ー中小事業者型ー」は、
めちゃくちゃ報告書類が大変なんです(T_T)
報告書担当のスタッフも「もう出したくない」と言うほどに・・・
今回の「建築BIM加速化事業」はそこまでの詳細な報告書は不要と、わざわざ記載されていますので、
より敷居の低い補助事業のようですね(^^;)
BIMを活用した建築生産・維持管理プロセス円滑化モデル事業については下記記事をご覧ください
BIMを始めるなら絶好のチャンス!
IT導入補助金でBIMソフトを購入した企業も多いですが、
なかなか活用が進んでいないのが現状です。
今回の「建築BIM加速化事業」は、実施プロジェクトでBIMモデルを活用する前提で、
そのモデル作成に係る費用を対象とした補助事業のため、ソフトを買って終わり、にはなりません!
しかも、最大補助額が5,500万と、規模も大きい!
詳細な報告書は不要で、プロジェクト要件も敷居が低い!
ここまでお膳立てされていれば、使わない手はありませんね(^^)/
皆様是非ご活用くださいー!
BIMコンサルに関するお問い合わせはこちら
お問い合わせ