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2021.10.13

DESIGN 保育園 認可保育園ニチイキッズ出水中央保育園

出水市の保育園、着々と工事中

出水市の保育園、着々と工事中

BIMを主力に、オフィスや障がい者施設、介護施設、保育園、店舗など様々な用途の施設設計を、

鹿児島、福岡、東京など全国のエリアで活動している設計事務所、ixreaです!

 

出水市で工事中の認可保育園、工事は順調に進んでいます!

 

台風も来ない、秋晴れの続く(残暑も厳しいですが)気持ちいい日が続いております。

現場にとってはありがたい気候です。

 

特に遅れもなく、予定通りすすんでいて、

先週から建て方が始まりました〜

プレカットって知ってますか?

基礎ができたら、次は木の軸組みを組み上げます。

柱や梁ですね。

 

これはプレカットしたものを現場に納入済みです。

 

プレ(前の)カット(切断)、

つまり、現場で組み立てる前に材木は工場でカットしてきますーという事です。

 

「え?それって当たり前じゃ??」

と思いますよねー(^^;)

 

プレカットが広まる前は、ほぼ森から切り出したままの材木を現場に置いて、

それを大工さんが鐇(ちょうな)で削り、鉋(かんな)をかけ、鑿(のみ)で掘ったり穿ったりして、

部材を成形していました。

 

相欠き、ほぞ組みなどの継ぎ手も、すべて大工さんの手作業で作られてました。

 

なので、加工されて組み立てるだけーの状態で部材が現場に納入されるのは、

かなり画期的な事だったんです!

今では当たり前になっていますが(^^)

 

ある大工さんは

「昔は上棟の時にちゃんと組み上がるか不安だったな〜」

と言ってました。

 

今は全てCADで正確に書かれた図面からデータ入力して、

機械で自動的に正確にカットされます。

よっぽどのことが無い限り、綺麗に組み上がります〜

仕口もバッチリ
どこの何の部材かがわかるように番号が振られています

ちなみにCADで自動的にカットするという最新技術で生み出されますが、

いろはにほへとの番号付けや、尺貫法モジュール(910mmが基本モジュール)は

木造ではまだ一般的です。

 

温故知新、なんでしょうか。

ひとまず来週には軸組が完成しそうです。

 

それまで良い天気が続きますように(^^)/

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