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2022.01.14

COLUMN

ストラスブール×鹿児島市

ストラスブール×鹿児島市

こんにちわー

BIMを主力に、オフィスや障がい者施設、介護施設、保育園、店舗など様々な用途の施設設計を、

鹿児島、福岡、東京など全国のエリアで活動している設計事務所、ixreaです!

 

本日はただの雑談ー

 

先日、仕事の打合せで「鹿児島ってこういうところ」みたいな話をしていたら、

鹿児島の市電(路面電車)にストラスブール号があるという話がでました!

 

そんなんあったっけ??と地元の人間もわからなかったんですが、、

鹿児島市交通局のFBによると、2020年12月に『ストラスブール号 出発!』という投稿が(@_@)

 

1年ちょっと前に出発してたんですね〜

見たかな?

あまり最近市電に乗ってないので、気づきませんでした・・

ストラスブール市とはパートナーシップ協定都市

鹿児島市は、2019年11月からストラスブール市とパートナーシップ協定を締結しているようです。

 

鹿児島市はイタリアのナポリ(1960年〜)、オーストラリアのパース(1974年〜)と姉妹都市、

中華人民共和国の長沙市と友好都市、(1982年〜)

山形県の鶴岡市と兄弟都市(1969年〜)

としてそれぞれ締結しています。

 

気づきましたか??

 

そう、ストラスブール市以外は全て自分(吉田)の生まれる前からなんです!

なので、全部知っていましたが、、

ストラスブール市とのパートナーシップ協定の締結は全く知りませんでした(^^;)

 

なんでも、ストラスブール市があるアルザス地方は、古くから日本との繋がりが深く、

鹿児島市と同じく路面電車を活かしたまちづくりを進めているという点が、

パートナーシップの決め手になったようです。

 

懐かしいストラスブール

なぜストラスブールに食いついたかというと、、

以前建築探訪の一人旅をしていたときに立ち寄った事があったからです!

 

本当に、立ち寄っただけ、というか、電車の乗り換えついでくらいの短期間の滞在でした(^^;)

なので、駅しか見られてないんですが、それでもとても印象的な場所でした。

 

スイスのバーゼルから、フランスのロンシャンに立ち寄り、

ストラスブールでTGVに乗り換えて、パリへ!という旅程でしたね〜

 

最近建物や街をゆっくり見て回る、って事が減ってしまってます。

仕事でアウトプットするだけでなく、常にインプットしないと、枯れてしまう=

 

まだしばらくは自由に海外には行けなそうですが、

時間を作って、学ぶ旅に出ましょう!

Gare de Strasbourg

ストラスブールからパリまでは、TGVで2時間ほどです。

 

この駅は1883年の開業。

TGVの運行に合わせて、2006〜2007年に今のかたちになりました。

 

全景写真撮り忘れてますが(^^;)

古い駅舎を残し、守るために、建物全体をガラスのドームで覆ってあります。

 

古い駅舎の設計は、ドイツ人建築家のヨハン・エドゥアルド・ヤコブスタール。

ガラスの天蓋はフランス人建築家(構造家)ジャン=マリー・デュティヨール。

(舌かむわ!)

 

歴史的な建物を、近代的なガラスという素材をつかって思いっきりくるんでしまう、

大胆でシンプルで美しい、とても魅力的で素敵な空間です。

(全景は皆さんググってください笑)

旧市街のグラン・ディルは1988年に世界遺産登録されていましたが、

2017年に新市街のノイシュタットも登録拡大され、市の全域が世界遺産というレアな都市です。

 

鹿児島市内にも世界遺産(明治日本の産業革命遺産関連)がありますが、

ちょっと段違いな感じですね(-_-;)

 

ちなみに、ストラスブール駅から電車で30分ほどのコルマールという街は

ハウルの動く城のモデルになったとか。

 

トラムの写真はありません笑

 

鹿児島市は戦災で古い建物がほとんど残っていないという事もあり、

割と新しいモノ好き。

鹿児島中央駅には観覧車が乗っかり、

東京丸の内のようなオフィスビルや、黒いガラスの商業施設、

どでかい立体駐車場が立ち並んでいます。

 

過去にアイデンティティーを求めるという意味では、

御楼門のような再建の事業も行われています。

 

「大切なものは何か」がはっきりしていると、

古いモノがなくなり新しいモノばかりになったとしても、

都市は美しいんでしょうか。

 

ストラスブールから色々学ばないといけないことは多そうです。

 

パートナーシップ協定が鹿児島の建築文化へもいい影響がありますように(^^)/

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