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2022.01.31

MEDIA BIM

地方の中小事業者の挑戦、BIMの次の活用-建設ITガイド2022-

地方の中小事業者の挑戦、BIMの次の活用-建設ITガイド2022-

こんにちわー

BIMを主力に、オフィスや障がい者施設、介護施設、保育園、店舗など様々な用途の施設設計を、

鹿児島、福岡、東京など全国のエリアで活動している設計事務所、ixreaです!

 

1月も最終日!

まだ2022年に慣れないですが・・

 

さて、建設ITガイド2022年版に、弊社のBIMの取り組みを掲載していただきました〜

 

建設ITガイドは一般財団法人経済調査会が発行している、

BIM、CIMあるいはCAD、積算、電子納品ソフトなど、建築や土木に関わる

様々なIT技術に関する情報を発信する冊子です。

 

2016年度版にも掲載していただきましたが、

2022年度版も再登板となりましたー

 

特集1:建設DX、BIM/CIM

特集1では、主に国によるDXやBIM/CIMに対する取り組みについて取り上げられています。

BIMは主に建築の分野、CIMは主に土木の分野で活用されている技術です。

 

道路や橋などのインフラのDX化、

3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化のプロジェクト、

国土交通省や各地方整備局によるBIM/CIMの取り組みなどの記事が掲載されています!

 

とても興味深いのは静岡県の取り組み。

2021年7月3日に発生した静岡県熱海市伊豆山地区の土石流災害において、

静岡県の産学官の有志による「静岡点群サポートチーム」が点群データを活用して、

短時間で崩壊の原因となった盛土の存在確認や崩壊土砂量の算定など、

速やかな初期対応を実現できた背景が紹介されていました!

 

このような先進的な取り組みが全国に広がれば、

迅速な災害対応など、命を守る、命を助ける場面も増えてきそうです(^^)/

 

特集2:建築BIM

掲載いただいたのが、この特集2!

設計事務所や建設会社などの、具体的な取り組み事例が掲載されています。

 

この特集には、株式会社横松建築設計事務所の横松さんの記事や、

金秀建設株式会社の大木の記事も(^^)/

情報交換や仕事を一緒に進めてる仲間の記事も励みになりますー^^

(ちなみに大木さんの記事にはixreaとの連携事例が掲載されています!)

 

地方でも施工段階での設備&構造の連携は十分可能!

建築工事を進める場合、元請けとなる建設会社の下に、

設備や鉄骨などの多くの専門業者がいます。

 

そして、その専門業者の多くは、3次元情報を持つデータを活用しています。

作っているモノがそもそも3次元のモノのですから、

それを作るためのデータが3次元になるのは必然ですね!

 

なので、実は、地方でもBIMをベースにした設備や構造のデータ連係というのは、

簡単に行うことができます!

 

REAL4で作成した鉄骨の3Dデータ
Tfasで作成した設備の3Dデータ
組み合わせたらこんな感じ

建物を施工するにあたり、各専門業者の工区間の細かい干渉チェックは、

二次元図面で人の目で行ってきました。

いわゆる総合図というやつです。

 

しかし、人の目だと手間もかかるしミスも発生します。

ここを効率化するために、BIMは活躍します!

 

すでにベースとなるデータは揃っていて、

あとは上手く使いこなすだけ!という状況まできていますー

 

 

最新の取り組みは地方にある!

ixreaも利用しているGRAPHISOFT社のARCHICAD。

ARCHICADユーザーは各エリアにユーザー会を結成して、

定期的に情報交換や勉強会を行っています!

 

これが非常にレベルが高い(@_@)

 

そして、このユーザー会を運営しているのが、

ほとんどが地方で活躍している設計者です。

 

BIMはCADに比べるとかなり複雑で、

規模が大きくなると難易度がとても高くなります。

 

主に地方で活躍している設計者は、

大き過ぎず小さ過ぎない、

最初にBIMに取り組んだり、新しいアプローチでBIMを活用したりするのに

最適な物件を担当しているケースが多いのではないでしょうか?

 

その上、近年はセミナーなどもオンライン化が進み、

どこにいても最新の情報を簡単に手に入れることができます。

 

小回りの利くチームで、ほどよい規模の物件となれば、

自ずと先進的な取り組みも多くなってきます。

 

これから、建築業界のDXの旗手を務めるのは地方の技術者です!

と言える日も近いのでは(^^)/

 

これからの建築業界の変革は要チェックやー!



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