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2022.06.23

COLUMN BIM 点群活用

モバイルスキャンの時代が来てます!

モバイルスキャンの時代が来てます!

こんにちわ!

 

BIMを主力に、オフィスや障がい者施設、介護施設、保育園、店舗など様々な用途の施設設計を、

鹿児島、福岡、東京など全国のエリアで活動している設計事務所、ixreaです!

 

突然ですが皆さん、モバイルスキャンと聞いて何ができるのかピンとくるでしょうか?

今は、名刺や書類もスマホで撮影して、スキャナーで取り込んだような状態で

保存することもできますよねー

 

ですが、今回のご紹介はズバリ、モバイルによる3Dスキャンのお話です!

BIMとの親和性が高い点群データ

そもそも、建物は三次元ですよね??

その情報を三次元のまま保存できなかった時代、

図面という仕組みを開発して建物の三次元情報を二次元で表現していました。

 

ところが今は、三次元の形状を三次元のまま、データとして作成or取り込むことができます。

その中でも、最近よく活躍してくれてるのが、点群データです!

 

簡単に言うと、x、y、zの座標情報と色情報を持った点の集まりによって、

建物などの三次元形状を表現することができます。

 

精度の高い点群データを取得するには、高価な機械で精密に計測することが必要でした。

しかし、iPhone12Pro以降、スマホにLiDARが搭載されてからは、

モバイル端末で気軽に精度の高い点群データを取得できるようになりました!

これは画期的でしたね〜〜

 

ixreaでは設計にBIMを活用しているため、基本的に3次元情報を扱って設計を進めます。

 

例えば既存建物のリノベーションであれば、既存建物の三次元情報が欲しいですし、

新築の場合でも敷地や周辺の三次元データがあれば、設計の精度をかなり高めることができます。

 

これがモバイル端末で気軽に出来てしまうんですね〜

 

 

過去の活用事例はこちら↓

モバイルスキャン協会も立ち上がってます!

モバイル端末で点群を取得するためのアプリは、

無料版or有料版合わせてもたくさんリリースされています。

 

それぞれどういう特徴があり、自分が何を使えばいいのか分からないという方、安心してください!

 

BIM界隈ではかなり有名人なワイクーウデザインの桑山さんが、

モバイルスキャン協会を立ち上げております!

ナント、このHPではiPhoneで使用できる3Dスキャンアプリを纏めて紹介していたり、

モバイル端末によるスキャンのマニュアルやマーカーのサンプルまでダウンロードできます。

 

モバイルスキャンに興味がある人必見のサイトですので、是非ご覧くださいー!

 

建築の現場では点群の活用が一気に進んでいる

先日、徳島県建築士会主催のイベントで、

金秀建設(沖縄)の大木さんとBIMの活用についてお話させてもらいましたが、

設計でも施工でも、点群データが大活躍しているという事例の紹介が多かったです。

 

モバイルだけでなく、ドローンを使って撮影した写真から点群データをおこして、

BIMと連携し、活用しています。

これにより、正確でわかりやすい設計が行えたり、無駄のない、適正コストの施工ができたりと、

建物を造る側の立場にとって、とても大きなメリットがあります!

これは、二次元の図面ではできないことですね〜

 

今後、建物の企画、設計、リノベーションなどのご相談を考えている方、

三次元データをしっかりと使いこなせる設計事務所や施工会社にお願いすることをお勧めします!

 

 

徳島のセミナー後、徳島と沖縄の巨匠と一緒に写真撮らせてもらいました↓笑

おいしい徳島名物もいただきました(^^)/

まちづくりの勉強も!

 

このような技術は日進月歩、常に良い建築を生み出すために、

日々精進していきます〜(^^)/

 



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