WORKS&TOPICS
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2022.11.28
グループホームオアシスケア草牟田 DESIGN 介護施設
オアシスケア草牟田グループホーム順調に進捗中!
こんにちは!
BIMを主力に、オフィスや障がい者施設、介護施設、保育園、店舗など様々な用途の施設設計を、
鹿児島、福岡、東京など全国のエリアで活動している設計事務所、ixreaです!
以前地鎮祭の紹介をした、オアシスケア草牟田グループホームですが、
順調に現場進捗中です!
過去記事はこちら↓
躯体工事進捗中
この写真は、基礎下の杭工事、
基礎工事が完了し、埋め戻しが終わった状態です。
ようやく地面下の工事が終わりまして、いよいよ上に向かって工事を進めていきます。
今回の建物はRC造(鉄筋コンクリート造)です。
中に鉄筋が入っているコンクリートで柱や梁を組み上げて、風や地震にも耐えられる構造となります。
コンクリートは型枠を組んで流し込んで作るため、すべて現場での手作りとなります。
鉄筋を組んで、型枠を組んで、コンクリートを流し込んで固める、という課程が必要なため、
なかなか時間がかかります(^^;)
そして、2階の床を支える梁の鉄筋を組んだところで、中間検査が入ります!
中間検査って??
建物は、設計が終わった段階で確認申請を行い、
行政等で法的に問題の無い設計となっているかのチェックが入ります。
確認申請で問題が無いと確認されたら、確認済証が発行されます。
この確認済証が発行されていないのに工事着工することは、建築基準法違反となります!
その後、建物の工事が完了してから図面通り完成しているかをチェックするための、完了検査があります。
完了検査で図面通り施工されていて、法的に問題が無いと判断されたら、検査済証が発行されます。
確認済証と検査済証がセットとなって、初めて建物の法適合性を担保することができます。
そして、この間にあるのが、中間検査です!
昔、構造偽装問題が勃発し社会問題となった後、
最後だけではなく、施工途中でも図面通り施工を進めているのかを確認するために設けられた制度です。
どのタイミングで検査を受けるかは、各自治体によって指定がされています。
今回の、オアシスケア草牟田グループホームは、
2階床を支える梁の配筋が終わったタイミングで中間検査を受ける必要がありました。
中間検査を受け、合格しなければ、次の工程には進めませんので、
しっかり工程を管理しなければなりません(^^)/
無事合格して、次の階の工事へ
中間検査は特に指摘事項も無く、合格しました!
設計監理者としても配筋の状況をチェック、図面通りに施工されているのを確認し、
コンクリート打設に進みます。
RC造の建物はこれの繰り返しです。
コンクリートを打設した後は、型枠を外し(脱型)、
次の階に鉄筋を組み、型枠を組み、施工者と監理者で図面通りか確認し、
またコンクリートを打設する。
こうやって少しづつ建物の形が作られていきます。
年内には上棟できるか!?
乞うご期待(^^)/
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